殿堂 東方アレンジ　OF　EAST　VI

徳保 CD

カタログスペックを見る限り同価格帯の中華製品と比べ確実にハイスペックであり、なおかつ32GBの SDカードが製品に同梱なので購入を決めたが、いざ実際に製品が届いてみると説明書が大雑把過ぎて 要領を得ない。固定金具や固定ベルト、AVケーブルの使い方が記載されていないし、USBケーブルが 同梱なのにUSBポートは『使用しません』という謎仕様…極めつけはSDカードがフォーマットできない！ 厳密にはフォーマット自体は実行できるが、進捗状況のゲージも出なければ『フォーマットが正常に完了 しました』という終了メッセージも出ない。つまりフォーマットが終わったかどうか知りようがない。 (製造元のハンファQセルスに電話で問い合わせたが、元々そういう仕様らしい。)ちなみに最初てっきり MENU画面の『SDカードフォーマット』の項目が赤く表示され左右に流れているのが『フォーマット 実行中』の意味だと思い、この表示が停止するのを待って一晩放置したら電池がガッツリ減ってしまった。 その後改めて確認したら、SDカードが挿入されていない状態でもMENU画面で『SDカードフォーマット』 の項目にカーソルを合わせると表示は流れっぱなしだった。結局のところSDカードが正常にフォーマット されたかどうかはカードリーダーを介してパソコン上で確認するしかなく、同じことなら予めパソコン上で FAT32形式でフォーマットされたSDカードを挿入した方が手っ取り早い。パソコンでフォーマットした SDカードが問題なく動作することはやはりハンファQセルスに問い合わせて確認したが、当然説明書には その旨書かれていない…もしもトレイルカメラ本体のカードスロットにアクセスランプがあり、赤点滅で 『フォーマット実行中』、緑点灯で『フォーマット完了』とかならまだしも目安になっただろう。 ここまでの時点ですでに心が折れそうになったが実際の運用はまだこれからであり、状況に応じてセンサー 感度や画質といった設定のチューニングをしなければならないが、このような致命的なバグが他には存在 しないことを切に願う…電池の減りを気にしなければ極めて高画質なだけに残念仕様が惜しまれるが、 やはり安い製品には訳があるということか…